「ご了承ください」は英語のビジネスメールで言うと?
イギリスにある現地の日系企業で一般事務職として実務経験を積み、習得したビジネス英語の定番フレーズを小出しに紹介するブログです。
仕事で電話応対や英文のビジネスメールを書かないといけないけれど、日本語と同じでいいの?定番フレーズや挨拶を調べると、いっぱい出てきて結局どれを使ったらいいの?とお困りのビジネスパーソンの皆さまのお役に立てる様なブログにしていきたいと思います。
◆今回は「ご了承ください」についてです。
日本語のビジネスメールでは、よくこちらの都合を相手の要望に関係なく受け入れてもらう時に「ご了承ください」と伝えることがありますよね。英語のビジネスメールではどのように表現するか、早速見ていきましょう。
「ご了承ください」を英語のビジネスメールで表現すると?
- Thank you for your understanding in advance.
- Thank you for your cooperation.
ポイントは[in advance]ではないでしょうか。
「前もって、ご理解ありがとうございます」
→「ご了承ありがとうございます」
→「ご了承ください」
まさに相手の要望に関係なくこちらの都合を受け入れてもらうことに一番近い表現だと思います。
2番目に紹介した「ご協力ありがとうございます」は日本語のビジネスメールでもそのまま使用されることがあると思いますが、英語のビジネスメールでは「ご了承ください」の代用としても利用できますね。
また2パターンをコンボすると、
Thank you for your understanding and cooperation in advance.
となるわけですが、ちょっとくどいかな。。。と言う感じがします。
[in advance]を省いて
Thank you for your understanding and cooperation.
にとどめておきましょう。
結びや締めのフレーズ以外の場合は?
紹介した
- Thank you for your understanding in advance.
- Thank you for your cooperation.
は、ビジネスメールの結びや締めに使用されますが、文中に「ご了承ください」と言いたい時は、以下のフレーズが表現されます。
- Please note that ~
「〜であることにご留意ください」
→「ご了承ください」
となります。
例えば、「契約期限が来月末となっておりますので、ご了承ください。」は、
Please note that our contract will expire the end of next month.
Thank you for your understanding in advance.
といった形で使うことができます。
まとめ
- Thank you for your understanding in advance.
- Thank you for your cooperation.
- Please note that ~
コンボするなら、
Please note that ~.
Thank you for your understanding in advance.
ご参考までに!


